JO-ZERO.JPG - 17,610BYTESHSWB-03F 双葉電子工業株式会社コマンドサーボ対応 ホビーロボットコントローラ

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HSWB-03F
(以下03F)は複数のサーボモータを同時制御し、2足歩行ロボットなどを構成できる、サーボモータコントローラです。
特徴
双葉電子工業株式会社コマンドサーボに対応し、最大24個のサーボモータを接続、同時制御が可能です。
双方向通信機能に対応し、位置指定はもちろん、モータONOFF、教示機能、出力トルク設定、温度電圧電流の計測がサーボモータごとに可能です。
本体内にインタープリタを搭載しています。
本体内にホビーロボット専用インタープリタを搭載しており、パソコン側で生成した中間コードをダウンロードすることで効率よくサーボモータや各種センサーをコントロールすることが可能です。
プログラム文法はBASICに近いもので初心者にも容易に習得することが可能です。
赤外受信機を搭載し、汎用赤外線リモコンなどを用いて標準仕様で無線コントロールが可能です。
電波式無線コントロール装置も別売品を取り付け可能です。
スクリプトプログラム内で受信コードを判別することが可能です。
プログラム&データはすべて本体に挿入するMicroSDカード内(最大2GB)に記録されます。
ユーザーファイルは最大23本まで登録可能で、1本の上限サイズはMicroSDカードのサイズに規制されるのみです。
MicroSDはFAT16形式でフォーマットされたものを使用します。
音声出力回路を搭載し、小型スピーカを接続すれば音声出力が可能です。
スクリプトコマンドにより、音声ファイルの任意位置から任意秒数を再生することが可能です。
赤外線送信回路を搭載し、赤外線発光ダイオードを接続すれば赤外線送信(家電協会標準フォーマット先頭4バイト)が可能です。
スクリプトコマンドにて任意のコードを送信することが可能です。
音声入力回路を搭載し、別売予定のダイナミックマイク接続キットを使用すれば音声入力を行い、音声周波数等を検出することが可能です。
モニタリング結果格納変数にリアルタイムで最大音量の音声周波数を数値化して格納します。

HSWB03FBLK.JPG - 104,326BYTES

仕様

仕様
重量 27.2g
寸法 47mm×74mm 最大サイズ取り付けネジ寸法はM2、位置は61mm×40mm
定格電圧 7.4V 双葉電子工業株式会社製PR-4S780Pを標準としています。
消費電流 約130mA 無負荷時消費電流
サーボ接続ポート数 24ポート RS304MDないしはRS303MRを接続、シリアルコマンド式制御を行う。
アナログ入力 搭載数8入力、外部接続7、内部接続1 外部接続内訳(汎用3ポート、アナログジャイロ用3ポート(汎用入力に転用可能)、マイク入力1)、内部接続内訳(バッテリー電圧監視ポート)
デジタル入力 搭載数3 すべて汎用入力です。
高速シリアルポート 搭載数1 PC接続用115.2Kbps8bitStart&Stop1BitNoParity
低速シリアルポート 搭載数1 汎用ホビーロボット用無線機接続2400bps
赤外線受光器 搭載数1 家電協会標準フォーマット受信、先頭より4バイトを取り込み
赤外線LED駆動回路 搭載数1 赤外線発光ダイオード(弊社指定品もしくは弊社別売LEDキット)を接続し、家電協会標準フォーマットにて4バイトのデータを送信可能
MicroSDスロット 搭載数1

最大2GBまでの容量を認識、FATはFAT16系式

最大23ファイルまでのユーザーファイルを登録可能(1ファイルのサイズ上限はFAT16形式で規定されます。)

スピーカー接続端子 搭載数1 8Ω最大0.5Wまで(0.25W小型スピーカを標準搭載)
コンデンサマイク接続端子 搭載数1 弊社別売MICキットを使用しコンデンサマイクを接続することができます。

端子配置図 表面

HSWB03FF.JPG - 140,193BYTES

端子配置図 裏面

HSWB03FB.JPG - 78,530BYTES

端子解説

SV01からSV24

サーボモータ接続端子です。

n1ポートに1個のサーボモータを接続します。
nケーブルをコネクタに接続する際は挿入方向をよく確認し、正しく接続してください。
o電源コネクタ
n03Fおよびサーボモータを動作させるための電源を接続します。
oアナログ入力端子デジタル入力端子
n8ビット分解能低速アナログ入力端子です。
n入力電圧は+5Vから0Vの範囲です。
n端子割り当ては下記のとおりです。
o1・+5V
o2・使用不可
o3・AD4IN
o4・AD5IN
o5・AD6IN
o6・DI5
o7・DI6
o8・DI7
o9・GND
o10・GND
oアナログジャイロ接続端子
nアナログ信号出力式ジャイロセンサを接続するための端子です。
n端子割り当ては下記のとおりです。
o1・+5V
o2・ピッチコントロール用ジャイロ入力
o3・ロールコントロール用ジャイロ入力
o4・ヨーコントロール用ジャイロ入力
o5・GND
oPC接続端子(115.2Kbpsもしくは2400bps、DATAbitSTART&STOP1bit、パリティなし)
nパソコンとUSBシリアル変換ケーブルなどを通して通信を行うための端子です。
nスクリプト実行中はリモコンパケット受信ポートとして機能します。
n無線受信機接続端子と同時使用はできません。(DIP-SW切り替え式)
o低速シリアル接続端子
n汎用ホビーロボット用無線式コントローラの受信機を接続することができます。
nPC接続端子と同時使用はできません。(DIP-SW切り替え式)
 
o赤外線受光部
n家電協フォーマットの赤外線リモコンから送信される先頭2バイトを受信することができます。
oスピーカー接続端子
n最大0.5Wまでのスピーカーを接続することができます。
oMic接続端子
nオプションのコンデンサマイクセットを接続することができます。
o赤外線LED接続端子
nオプションの赤外線LEDセットを接続し、プログラムにて2バイトのコードを送信することができます。(送信コードはスクリプト内で設定します。)
oDSW1(スイッチ操作面左より)
n1・スピーカー出力 ON/OFF選択
o本スイッチをONにするとスピーカー出力がOFFになります。
o本スイッチをOFFにするとスピーカー出力がONになります。
n2・スピーカー音量 大/小選択
o本スイッチをONにするとスピーカー音量が小さくなります。
o本スイッチをOFFにするとスピーカー音量が最大になります。
n3・スクリプト自動起動スイッチ。
o本スイッチをONにして電源を投入するとスクリプトファイル5番のプログラムを自動実行します。
o本スイッチをONにする前にあらかじめJOZコントローラにてプログラムを作成し、スクリプトファイル5番に保存しておく必要があります。
n4・PC接続端子通信速度選択スイッチ
o本スイッチをOFFにした場合、ホストPCとの通信速度が115.2Kbpsに設定されます。
o本スイッチをONにした場合、ホストPCとの通信速度が2400bpsに設定されます。
oDSW2(スイッチ操作面左より)
n1・PC側接続端子選択スイッチ
o本スイッチをONにするとHSWB-03Fの通信回路がPC側接続端子を使用するように設定されます。
o本スイッチとDSW2-2スイッチは同時にONに設定することはできませんので注意してください。
n2・無線受信機接続端子選択スイッチ
o本スイッチをONにするとHSWB-03Fの通信回路が無線受信機接続端子を使用するように設定されます。
o本スイッチとDEW2-1スイッチは同時にONに設定することはできませんので注意してください。
n3・未使用
o本スイッチは常にOFFに設定してください。
n4・未使用
o本スイッチは常にOFFに設定してください。